ガーデニングができる庭の広さは

田舎暮らしをしたい人の中には、ガーデニングがしたいから田舎暮らしがしたいという人も少なくないと思います。

とくに、都会で暮らしていて、庭なんてものに全く縁がない生活をしている人なんかそう思うんじゃないでしょうか。

自分もそうでした。

都会でサラリーマン生活をしていて、土に触れることなんて皆無でした。

仕事休みの日に山梨など田舎にドライブに行ったりして緑っていいなあと、しみじみ感じたんですよねー。

 

ガーデニングに必要な庭の広さは?

そんなわけで、脱サラして田舎暮らしをはじめました。

350坪の土地を田舎で購入して、20坪程度の小さな平屋を建て、まもなく庭づくりを始めました。

が、あまりの広さに途方に暮れてしまったことを思い出します。

最初でこそ、これだけ広ければ、とても楽しい庭が作れる、なんて思っていたのですが、庭の整備・管理は思った以上に大変でした。

最終的に、外構業者さんにお任せすることになったんですが、それまでは苦難の連続でした。苦笑

 

広すぎる土地の草刈りは地獄

広すぎる土地のガーデニングで何が大変かというと、一番は草刈りです。

間違っても「手作業」で草をむしろうなんて思ってはいけません。

そんなこと田舎でやっていたら、ご近所さんに笑われてしまいます。

ここで登場するのは、刈払機です。

田舎道をドライブすると、こんな機械を持って草刈りをしている人を見かけたことがある人もいるかと思います。

はっきりいって、こんな機械を使うのは土木業者とか農家とか特殊な人だと思ってましたが、田舎では一般人が普通に使う機械です。

これはガソリンエンジンで動くので、ホームセンターでガソリンを購入し注入、ブルン!と刈払機から出てる紐を引っ張ってエンジン始動です。

かなりハードル高そうに見えますが、田舎では常識です。笑

ちなみに、たまに充電式の刈払機が売ってますが、これはパワーがないのと、すぐに電池が切れるので絶対にやめた方が良いです。

 

刈払機(草刈機)があっても350坪は地獄(笑)

さて、こんなマシンがあれば、草刈りなんてあっという間に終わると思ってませんか?

いやいや、めちゃくちゃ時間かかります。

350坪の土地だと、草刈りで、丸1日ほど潰れます。

まじです。

やってられません。

2軒目を建てた後に、別荘を買ったんですが、その時は「広い土地の弊害」という教訓を生かして120坪の土地にしたんですが、それでも半日かかりました。苦笑

しかも、これ、夏は毎週やる必要があります。

わずか1週間あけただけで、相当な量の雑草が成長するからです。。。

なので、もしも、この草刈りを絶対にやりたくないということならば、庭をコンクリートで埋めてしまうしかないです。

または、防草シートを敷き詰めて砂利敷きにするとか、そういう方法しかないです。

除草剤をまくという方法もありますが、犬がいるとそれはできませんからね。

 

草刈り後はまるで芝生のようにみえるという感動

でも、思うんですが、「草刈り」って意外に楽しいんですよ。

草がボウボウに生えた状態から、徐々にきれいになっていく様子を見ると、家の大掃除をしたときのような爽快感があります。

しかも、芝生を敷いてない部分の草をざっと刈った後って、まるで芝生を一面に敷いた庭のように見えるんですよ。

下の写真は別荘の時のものですが、一面の緑は雑草を刈ったあとです。

どうでしょう、遠目で見ると芝生みたいでしょ?笑

これを見たいがために、草刈りをするといっても過言ではありません。

・・・でも、本当は芝生を敷いておきたいんですけどね。

なかなかDIYで芝生を敷くとなると「マラソン大会並みの疲労度」でして、超・大変なんです。苦笑

 

草なんか放置でいいじゃん!いえいえ天罰が下ります

最近は草刈りは田舎暮らしの義務だということを理解している人が多いので大丈夫と思いますが、「草なんて冬には枯れるんだから放置しとけ」、みたいな人もいます。

田舎暮らし初心者の自分も、最初は草が生え放題になっていることにたいして、「まあいいか」と思ってました。

とくに、途中から仕事が忙しくなって、都内のオフィスを別宅として利用し始めて、そして住み始めちゃったりして、田舎の自宅が放置状態になったことがあったんです。

当然、雑草は伸び放題です。

その時は苦情はなかったのですが、あとから隣の家の人が相当、迷惑していたという話を聞いたんです。

その人は自分と同じ移住者だったのですが、確かに、いつからか挨拶しても無視されたり、そもそも、顔を合わせると「鬼の形相」だったりで、おかしいなあと思ってたんですよね。苦笑

雑草が伸び放題だと何が困るかって、害虫が発生するんですよ。

蚊が発生したり、家庭菜園とか草木の葉っぱが食い荒らされたりするんですよね。

当時は知らずとはいえ、悪いことしたなあと思ってます。

それ以来、草刈りを怠ったことはありません。苦笑

 

こりゃたまらん!外構業者を入れましょう!

さてさて、最初でこそ、偉そうにダンプで土を「どかっ」と入れてもらったりしたんです。

もともとの地盤が固く、粘土質なので「土が悪いから、だめだねえ。」なんて、格好つけて山の土をいれてもらったんです。苦笑

まさに、ダンプいっぱい山積み状態なので、すごい大きさの山が庭にできました。

それを少しづつ切り崩して、花壇や菜園に土を持って行ったりしたんですが、その程度では全然土の山は減らず。。。

その土も結局、山になった状態で放置。

山に雑草が生えて、産廃残土のようになっちゃいました。苦笑

というわけで、ガーデング(庭造り)も、庭の管理も、到底一人では無理だと悟り、ついに業者さんを入れることにしました。

業者さんを入れた後は、そりゃもう見違えました。

その話はまた別で書きます。

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