田舎暮らしに後悔しないために(ルール編)




最初が肝心

田舎暮らしを始めた2005年当時はまだ若かったですから、田舎で暮らせることの楽しさだけで頭がいっぱいで、田舎のルールとか地域行事とか、頭の隅にもありませんでした。

当然、まったくのリサーチ不足で、下手したら最初から大失敗する可能性もあったのですが、お隣さんがとても良い人だったので救われた感があります。

まず近所のあいさつにもお隣さんが一緒に行ってくれましたし、どんな集まりがあるかとか、いろいろ教えてくれましたので、本当に助かりました。

庭に出て、木や花を植えたりしていると、挨拶だけでなく、いろいろ教えてくれたりして、とても親切にしてくれたのです。

もしも、お隣さんのサポートがなければ、なにやら「変わり者」が引っ越してきたぞ?ということになっていたでしょう。

で、なんだか居心地が悪くなって、すぐに街へ引っ越し、ということになったのかもしれません。

なので、まず最初にやることは、お隣さんに挨拶をして、これからどうすればいいのか、いろいろ尋ねてみることですね。

自分の時のように、お隣さんから先に声をかけてくれるとは限らないので、自分から行動を起こした方がいいかもしれません。

最初が肝心ですね。

 

 

地域の仕組み

どこの地域も同じだと思いますが、町内会のようなものがあります。

自分の地域では、10~20戸くらいの集落ごとに、組長というリーダーがいて、若頭という副リーダーがいます。

これらのリーダー職は、持ち回りで順番にやることになりますが、かなりの負担ですので、避けられるなら避けた方が良いです。

また、いくつかの集落をさらに複数まとめた単位で自治会のようなものがあり、そこの会長、会計担当、神社担当などの役も定期的に回ってくるようです。

当然、かなりの負担なので、避けられるものなら避けた方が良いです。

こういう「役」は、仕事のない定年した人たちでないと、ちょっとやってられないくらいの負担だと思います。

なぜ、こんなにも日々の生活を犠牲にして負担(というか自己犠牲)を強いられなければならないのか?と田舎暮らし初心者からすると、バカバカしく感じると思いますが、ここはぐっとこらえて、「仕事が忙しいので、引き受けると周りに迷惑がかかるので、お断りさせて頂きます。」などと言い訳をして、最初に丁重にお断りした方が良いと思います。

 

 

お祭り、集会、近所の掃除

田舎と言えば、お祭りです。

これはもう異常と言っていいくらいの盛り上がりようで、田舎暮らし初心者からすると、バカバカしいの極地ともいえます。

もちろん、お祭り大好きな人なら問題ないです。

自分のような、人見知りで、引っ込み思案なタイプの人は、恐らく、楽しさなど微塵も感じられないと思います。

なにがそんなに嫌だって、それは後程、書きたいと思います。苦笑

 

お祭り以外にも、行事はたくさんあります。

1月は元旦から集会所で集会があります。

当然、元旦の集会ということは、年末年始に実家に帰ったり旅行に行けません。。。

集会自体はバカ騒ぎをするわけでないので個人的には楽しかったのですが、元旦じゃなくてもいいのになあ、と思ったものです。

そのほかにも、1月は確かもう1件くらい集会があるのと、2月は初午の集会、各月に、なにかしらの季節の行事があります。

あと、毎月の定例の集会もありますし、草刈り、農業用水の掃除なども各々年2回くらいあります。

 

自分も田舎暮らしを始めた当時の仕事がまだ少なかったときは余裕で参加できましたが、今はもう100%無理なレベルです。

自分のような自営業者ならまだしも、サラリーマンの人だったら、まず無理、というか、「やってられるか!」とキレ気味に思うんじゃないかなと。。。苦笑

 

 

田舎は無法地帯?

以上、いろいろと田舎ルールはあるのですが、少なくとも挨拶と掃除だけでもしておけば、忙しくても、なんとかやり過ごせると思います。

しかし、常識的な感覚では理解できないケースも、稀に降りかかってきますので、それは不運だったと思うしかありません。

例えば、先にお話ししました「お祭り」です。

できれば参加したくないのですが、やむを得ず参加せざるを得ないときもあると思います。

街のお祭りみたいに、神社の境内に出店が出て、子供神輿がメイン通りを少し練り歩いて、というレベルなら良いのですが、田舎はそうではありません。

祭りのオブザーバーとして、出店で綿菓子とかフランクフルトとか買ったり、こども神輿を見ながらほほえましく思う、なんて風流な気分に浸ることはできないのです。

なぜなら、全員参加だから、祭りを見て楽しむ人は一人もいないのです。

その他、とくに嫌だなあというポイントを挙げてみます。

 

・祭りの準備の良さ、振る舞いの豪華さを、なぜか地域ごとに競っている

・「祭りの練習」なるものが、何カ月も前から続く

・「祭りを仕切る役」が、なぜか若者の憧れになっている

・「祭りだけは特別だぜ!」みたいな人が必ず何人かいて悪い慣習がいつまでも続く

・地域外から、どこからともなく「田舎ヤンキー」がやって来て、神輿を担いでいる(そして暴走族のような神輿になる)

・雷が鳴って雨が降っても、「それがどうした?」の勢いで「ずぶ濡れ」になりながら神輿を担いで練り歩く

・そして実際に雷が落ちてけが人が出てニュースになる

・ケガ人が出たり、人ごみの中で女性が触られた!なんてことになっても、「祭りだから仕方ねえ」みたいなことを言う人がいる

・そして実際に、大ケガして障害が残っちゃって、「裁判しても仕方ねえよな、わかってるよな?」って、言われた人もいるとかいないとか

 

他にも聞いた話(一部経験談)ですが。。。

 

・田舎でよく見かける軽トラは、たいがい車検を取ってないらしい。

・実際、近所の人に聞いたら「田んぼしか走らねえのに車検なんか取るわけねえだろ!」と言っていた。でもホームセンターで見かけた。笑

・地域の消防団に入ると飲酒運転で捕まった時に「消防団の集会帰りっス!」と言い訳をすると、おとがめ無しらしい

・某宗教が幅を利かせていて、渋々、お布施をさせられている地域もあるらしい

・キレると日本刀を振り回してくる老人が、田舎には割といるらしい(苦笑)

・農協が強く、農協職員も近所に多いので、共済(自動車保険や生命保険等)に半強制的に加入させられる

 

他にもあるのですが、キリがないので、また後日に書きたいと思います。苦笑

でも最近は、「田舎暮らしブーム」もあり、移住者が増えたので、自治体からも各地域にお達しがあったりして、理不尽なことはだいぶ減ってきているみたいですけどね。