長期停電中に停止したエネファームを起動した方法(壊れても責任とれません)




いまだ災害継続中の台風15号の被害ですが、

何が困ったかと言うと長期の停電です。

我が家は電気が復旧するまで、

台風の日から数えて5~6日かかりました。

すごく大変だったですが、これを書いてる今もまだ停電中のエリアがありますから、

ウチはまだまだ本当にラッキーな方だと思ってます。

 

しかし今回、悔やまれるのはエネファームの設定を忘れてしまい、

停電後にエネファームの「非常電源」を使えなかったことです。

でも、初期設定を忘れても停止中のエネファームを起動することができたので、

今後のために、その方法について皆様と共有したいと思います。

 


エネファームの発電中に停電になるという幸運・・・

エネファームには非常電源コンセントが付いています。

停電になった時に、そこから500Wまで電力が取れるので、

携帯等を充電したりノートPCを起動するくらいのことは普通にできます。

(もちろん、冷蔵庫やエアコンは無理ですよ。)

ちなみに、エネファームを取り付けた人の多くは、

「エネファームは発電中にしか非常電源に切り替えができない」

と最初に説明を受けたかと思います。

 

つまり、エネファームが発電中に停電にならないと、停電発電に切り替わらないのです。

って、この意味が分かりますでしょうか…?

 

エネファームの発電時間は夏だと1日あたり6時間くらいですから、

その6時間の間に停電にならないといけないのです。。。

非常時なのに「運まかせ」なのです。。。

 

でも、我が家は不幸中の幸いで、

エネファームが発電中に停電になったのです

 

エネファームは初期設定だと停電発電を継続しない

でも、落とし穴がありました。

そもそも非常電源に自動で切り替えて発電を継続させるためには、

なんと初期設定が必要だったのです。。。

そして僕はその設定を怠っていました。。。

 

それはなぜか、、、

当初、台風15号については、それほど心配してませんでした。

台風が直撃して初めて、その凄まじさに気が付いたのです。

 

さらに深夜の2時に停電になりましたが、とはいえ、

ここまで何日も停電からの復旧が長引くなどとは思いもしませんでしたから、

エネファームにこんな表示が出たのに後回しにしてしまったのです。

(※ 正確には台風でアタフタしてたので、エラー内容を写真に撮って、

あとで説明書をみて設定しようと思っていた。。。)

先ほど「初期設定」と書いたのは、この「浴室排水設定」のことです。

ご親切に、エネファームは停電になると自動発電を開始してくれます。

でも、浴室排水設定をしてないと発電は途中で止まってしまうのです。。。

 


「浴室排水設定」をONにするだけだったのに・・・

エネファームを既にご利用の皆様はご存知かと思いますが、

エネファームは湯がタンク満杯になると発電停止します。

湯を作るのと同時に発電するのですから当然です。

なのでタンクが満杯になる前に、

タンクの湯を捨てないといけないのです。

そして、それを自動でやってくるのが、

浴室排水設定」だったのです。

 

あれは当日の4時くらいでしょうか、

停電になって自動発電していたエネファームは、

タンク満杯となり止まってしまいました。。。

 

今日復旧すると言って、復旧しない日々・・・

停電してから携帯の電波が通じず、

お客さんと電話できないので、

携帯の電波が生きているエリアに移動して、

車の中で仕事をしてました。

 

とはいえ、台風の翌日には「今日の0時までに復旧する」

とか「明日には復旧」などという東電からの情報が飛んだので、

「もうあと少しの不便だ。」

そう思って我慢して車で仕事してたのです。

しかし、毎度復旧することなく、1日1日が過ぎていったのでした。。。

ほんと、毎日のように復旧のうわさが流れるんです。。。

 

さらに、モバイル通信ですから仕事環境としては最悪です。

しかも、ずっと狭い中で座りっぱなしで、

エコノミー症候群じゃないですけど、気分も悪くなってきたのです。

 

そろそろ限界だと思い、台風被害のない実家に帰って、

仕事することも検討しました。

 


エネファームを起動する方法を考える

が、ずっと車にいますので、

車載してるDC12Vインバーター(車内でコンセントが使える装置)が、ふと目に入ります。

エネファームって、どれくらいの電力があれば動くんだろ?って思ったのです。

湯を沸かすだけですからね。

 

もしかして、このインバーター(出力300W)で動くんじゃないの!?

おぉ、これ名案!!

そう思って東京ガスに問い合わせると、

瞬間的に1000wは必要だから厳しいとの見解。

うーん残念、1000wかー、

確かに湯沸かしだけじゃなく発電機能もあるしな。。。

 

ん、まてよ!?

太陽光の非常電源ならいけるんじゃないの!?

そう思って太陽光(ソーラフロンティア)の説明書を読んでみると、

1500Wと書いてあるじゃありませんか!

おぉ、そ、そ、そんなに電力が取れるんだ!

知らなかった・・・。

実は、この停電の中、まったく太陽光の非常電源を使ってなかったんです。

正直、期待してなかったというか、

非常電源程度では気休めにもならないと思ってたし、

それなら車にいた方がマシだ!(涼しいしね)

と思い込んでいて使わなかったんです。

照明だってキャンプ用品のランタンがいくつかあったし、

少々の電気ならなくても良いと考えていたのです。

 

太陽光発電でエネファームを起動(壊れても責任取れません)

さっそく、太陽光の非常電源を起動してみました。

ソーラフロンティアの場合は、まず最初に太陽光のブレーカーを落とします。

次は、パワコンの操作パネルの運転ボタンを2回押すだけです。

たぶん、オフってオンして、っていう操作で「ボタン2回」ですね。

すると、パワコンの横についているコンセントから電力が取得できます。

 

さっそく、長い20mの延長コードを買ってきて、

エネファームと直結しようと思ったのですが、

エネファームの裏側を見てビックリ!

コンセントのプラグがどこにも見当たらず、

しかもコードはカバーでおおわれて、家の中の電源と直結されてる!?ような感じです。

「終わった・・・」と思いました。

 

そこで、思い切ってカバーを破ってコードを出してやろうかなと、

かなり危険なことを企みつつ下からのぞいたら、

なんと、カバーの先にプラグが付いていました・・・。

おぉ、気が付いてよかった!

さっそくこれを太陽光から伸ばしてきた延長コードに直結しましたら、

無事、エネファームモニタが起動しました!

そして、台風直撃の日のメッセージに書いてあったとおり、

今度は、指示に従って「浴室排水設定」をONに切り替えました。

 

そして1時間ほど予備運転をしたあと、見事、停止状態から発電を開始できたのです。

そうです、エネファームは発電まで1時間ほど予備運転をしますから、

最低でも1時間は安定した電力を供給してあげる必要があるので注意です。

あとは、自分自身の電力でエネファームは動き続けますので、

太陽光からの電源を外してコンセントのプラグを元に戻します

 

でも、この方法を真似してエネファームが壊れても責任は取れませんので、ご容赦ください。

太陽光って日が陰ると急速に発電が弱まります。

当然1000wを切ってしまうこともあると思います。

なので、途中でエネファームの電源が落ちるかもしれないのです。

 

さらに、太陽が出たり曇ったりしてONとOFFを何度も繰り返すことで、

エネファームが壊れてしまうかもしれないです。

一般にコンピュータ制御された家電などの精密機器は、

むやみにON、OFFするのは厳禁です。

そういうリスクがあるってことをご理解ください。

 

ちなみに、あとで気が付いたのですが、

エネファームの説明書に停止時の起動方法が書かれているんですよ。

ここには「蓄電池または発電機につなげ」と書かれているのがポイントです。

蓄電池や発電機(インバータタイプ)なら、

長時間安定した電力を供給できる機器なので大丈夫なのです。

太陽光の非常電源は太陽依存で不安定ですので、

ホント、自己責任んでお願いしますね。

事前に必ず東京ガスなどのガス会社、またはハウスメーカーなどに問い合わせてください。