床の間に何を置くの?(高い掛け軸をバアサンに買わされる)

新居に引っ越して2カ月ほど過ぎました。

正直、まだまだインテリアにまで手が回りません。

でも、床の間に何も飾ってないことが、ずっと寂しい感じがして気になってました。

何も無ければ無いで、スッキリしていいんですけどね。

 


家って自己満足の賜物ですし・・・

当たり前ですけど家って他人が住むものじゃないです。

家族だけが使うものですから、他人が何と言おうと、自分が思ったように家づくりをすればいいのです。

ある意味、例え、ハウスメーカーの営業さんや設計士さんがダメだと言おうと、自分が良ければいいのです。

 

逆に言えば、あまり他人の意見を参考にし過ぎても、「やっぱり自分が思うようにやればよかった」と思うこともあったりして。

高価な買い物だけに、「後悔先に立たず」を実感する羽目になるなのであります。

その「さじ加減」が難しいと言えば、難しいんですけどね。。。

 

それはさておき、床の間をどう飾ろうかと。

他人が何と言おうと、僕はガルーダのデカイ飾り物を買ってきて飾ろうかなと思いました。

いや、そりゃあ床の間の作法とかあると思いますよ。

でも、自分が良ければいいじゃないですか、そんなもん。

 

飾り物といえば百貨店ザマス

というわけで、休みの日に百貨店に行ってきました。

飾り物と言えば百貨店かなと思いまして。

 

余談ですが百貨店ってすごいですよ。

昔、妻と新宿の伊勢丹に入ったら、すんごいお金持ちそうなオバチャンが、店員と会話してたんです。

あまりにも大声で笑ってるので聞き耳を立てたら、なんと語尾が「ザマス」。。。

語尾が「ザマス」ですよ!

デビ夫人みたいな「~で(ご)ざ(い)ます」って感じでもないのです。

まさに明確な「ザマス」

 

いやあ、こんなクリアな「ザマス」は、藤子不二雄の世界だけかと思ったよ。。。

実在するんですよ、語尾ザマス口調の人。

ていうか、東京の方言なんでしょうか?

よくわからんけど。。。

ま、とにかく、そこそこな飾り物を買いに行こうと思ったら百貨店ザマス。

 


置物か絵画か掛け軸か?

さて、百貨店に行きましたが。

アジアンショップみたいなところもあったんですが、ガルーダはなさそうでした。苦笑

早々にガルーダはあきらめました。笑

とはいえ、そこは百貨店ですからいろんな店があります。

 

骨董屋さんみたいなショップもあったり、陶器や絵画のショップもありました。

ちなみに絵画を床の間に飾るってのもネットで調べると結構あるみたいです。

とはいえ、絵画も単品だと素敵なのですが、なかなか床の間とマッチするものがありません。

 

ていうか絵画を買うくらいなら、藤城清治の切り絵を買いたいなあって思ってたんですよねー。

でも、藤城さんの切り絵なら玄関とか、もっと目立つところに飾りたい。。。

というわけで、置物も額縁系も、床の間とマッチするものを探すのが大変なのです。。。

 

やっぱり掛け軸が一番しっくりくるね

というわけで、ここは無難に掛け軸かなと。

というわけで百貨店の中の掛け軸ショップに向かいました。

お店に飾ってある掛け軸をみながら、やっぱ掛け軸が一番しっくりくるなあと。

でも、高いね・・・。

手が出ないね・・・。

なんて思ってたら、(↓)こんな感じのお値打ち掛け軸が飾ってあったのです!

掛け軸の柄の部分が色紙(しきし)になっていて、取り換えることができるというもの。

色紙には「絵」を描いてもいいし、「書」でもよし。

気分や季節によって簡単に着せ替えることができるというものです!

いろんな着せ替え用の色紙もあるし、掛け軸も色紙も高くないし、これは素晴らしい!

 


バアサン軍団出現! 高い方へ高い方へと・・・。

って感じで掛け軸をみてたら、奥から店員さんがワラワラと出てきまして。

ていうか、みなさん再雇用の店員さんでしょうか、かなりご高齢な感じ。。。

ハッキリ言ってオバアチャンです。

 

そして、その色紙の掛け軸の使い方を丁寧に教えてくれます。

優しいオバアチャンという感じで丁寧に教えてくれて、なんだか「ほのぼの」した感じになってきました。

 

が、ふと隣に飾ってある本物の掛け軸に話題が変わりまして。。。

 

「こちらの色紙じゃない方の掛け軸を、こうしてよく見ますと素材も違うんですよ。」

「やはり、良いものを使っていることがわかりますよね。」

 

まあ、確かにね・・・。

 

「長さも違いますね、色紙の方は短いのでバランスを考えないといけません。」

 

うーん、そう言われると確かにそうだな。。。

しかし、ここへ来て、安い方をディスるバアサン。。。

そして、そこへ妻も同調。

「明らかに本物の掛け軸の方が質感とか印象が違うし、断然こっちの方が良いよ」

とのこと。。。

うーん、まあそりゃそうだよね、だって値段が全然違うもの。。。苦笑

 

掛け軸には作法というものがあるそうですよ

オバアチャンも言うんですよ。

「見るだけはタダだから、どうか見て行ってくださいな」

うーん、わかったよ、このオバアチャンって感じのオバアチャンにはめっぽう弱いんだよ。苦笑

 

で、いくつか見せてもらいました。

そもそも掛け軸にはいろんな種類のものがあるんですが、オススメは「普段飾り」の掛け軸だそうです。

季節に関係なく、いつでも飾っておく掛け軸だそうです。

見せてもらったのは山水画といって、山があって川があって船に人乗っててっていう、よくあるやつ。

で、だんだんと「掛け軸」の良さがわかってきたら、季節や状況によって飾り分けたりするようにしましょう、だそうです。

実際、新年とか、おめでたい時に飾る掛け軸等、いろんな用途の掛け軸があるそうです。

 

まあとにかく、めんど・・・いや、作法があるようでして、

まあ今回は吟味してる時間もないので、一般的な普段飾りでいいよってことになりました。

なるべくリーズナブルなものはないですか?初心者なので!って伝えて、

エントリーモデル的な山水画をバアチャンに選んでもらいました。苦笑

 


掛け軸で終わりじゃないよ、付属品があるのだよ!

掛け軸を買ったら、それで終わりではありません。

けっこういろんな付属品が必要みたい。

 

まず、掛け軸の下には風鎮といって、掛け軸を抑えるための「重し」を付けます。

重い中身の詰まった風鈴みたいなものです。

掛け軸が風で揺れたりするのを防ぐのと、丸まった掛け軸をまっすぐに伸ばす用途のものだそうです。

そして、掛け軸の脇に花を飾るんですが、そのためには花瓶が必要ですね。

妻がその辺詳しいのですが、ぼくはよくわからんので適当に妻が選んだ花瓶(?)を購入。

あと花瓶の台も必要なんですが、でも、うちの床の間には最初から置床があるので、買わずに済みました。

この黒いテカテカの漆塗りみたいなやつが置床(By 住友林業)です。

でも、やっぱ何もない床の間は寂しいね。。。苦笑

 

掛け軸は夫、香炉は妻、はぁ?

最後は、香炉です。

香炉と言っても、陶器のかわいらしいモノでなく、銅でできた重い「ぶんぶく茶釜」みたいなゴッツイやつです。

うーん、けっこう高いし、イラネ!

 

しかし、おばあちゃんが言うには、

「掛け軸が家の主人であるなら、香炉はその妻である、と、されています」

とのことでして。。。

うーん、ちょっとなに言ってるかわからない・・・。

まあでも質感は悪くないし、作法なら仕方ないよね。。。

と、そんなこんなで、掛け軸だけでなく、風鎮、花瓶、香炉とすべて揃えまして、

あーーぁ、笑えない金額。。。

オバアチャンも「すごいね、今日で全部そろっちゃったね」って、、、

いやいや・・・。汗

だって、オバアチャンが「香炉が妻である」とか変なこと言うから・・・

夫の掛け軸だけ買うわけにはいかんでしょうに・・・。泣

 


でも掛け軸を床の間に飾ったら、いやあ素晴らしい!絶賛!

さて、というわけで、無事帰宅。

それにしても凄いですね、掛け軸も香炉もこんな木の箱に入ってます。。。

なんでも鑑定団かよ・・。

まあ、箱は箱です。

さっそく、飾った様子を見て頂きましょう!

けっこう、、、いや、かなりいい感じです!

うーん、こんなにしっくりくるとは・・・、やっぱ床の間は掛け軸で良かったー。

ちなみに花は妻が生けました。

実は香炉は在庫が無かったのであとから届きました。

こちらが、with香炉バージョンです!

香炉は「香」を焚くものなんですが、オバアチャンが言うには、

床の間に掛け軸と一緒に飾る香炉は、あくまで飾りとのこと。

つまり、実際には香は焚かずに、飾るだけというのが一般的だそうです。

 

ふーん、そうですか、

でも、せっかくなんで焚いてみましたー♪

百貨店の香のショップの店員さんが言うには、「線香」タイプの香でOKみたいです。

仏壇っぽいですが、香炉って元々仏具ですしOKだそうです。

ちなみに香をたく前に香炉に(別売りの)灰を入れて、

焚くときは、ふたを外して使うそうです。

 

香をたいた後は白檀(ビャクダン)の香りが家じゅうに充満します。

吹き抜けがあるのでリアルに家じゅうに充満します。苦笑

 

ウチは犬たちがいるんで犬の匂いが紛れて助かります。

あと、香を焚いた後も何日もずっと香りが残るのは嬉しい誤算です。

気分も落ち着きますし文句なし!オバアチャンありがとうって感じです。笑

買って良かった床の間の掛け軸、ご参考になれば幸いです。